新チーム始動!!

新主将となりました、3年武内諒介と申します。改めましてこの場をお借りしてご挨拶申し上げます。1年間よろしくお願いいたします。  試験が間近に迫っていますが、どうも勉強に身が入りません。ここ数日太平洋は良好な風が吹いており、大堂津の予報もアベレージ13kts、波も2.5mとセーラー的にはとてもスリリングな海象で、乗りたい思いに駆られつつ勉強机に向き合っています。最近は暇そうな後輩を見つけては、ヨットに一緒に乗って、乗れない日は動画研究の毎日でした。やっぱり何かしらヨットを考えられている時が精神的にも一番落ち着けます(笑)  なんでヨットに乗っている時が一番落ち着けるかって、そこにはおそらく今年の宮大ヨット部の完敗があったからだと思います。多分、勝つということがこれほどにも難しく、道のりの険しいものだと身をもって感じたからではないかと。。。本レースに出場させていただきましたが、全体として勝ちに貢献できる走りをすることができませんでしたし、足を引っ張ることも多かったです。本レース2日目の午前、第7レース、山間部での雨のせいかシーブリーズが予想に反してそれほど吹いておらず、7位。風域的に苦手意識はそれほどなかったのですが、上位艇団に圧倒的な帆走能力差を見せられ完敗の7位でした。これは勝てん、自分の帆走能力は西医で勝つのに通用するものではないと痛感した瞬間でした。スロープで着艇を待っていてくれた前リーダーのちえりさんに自分は「すまん。これが限界やわ。」ということしかできず、自分のふがいなさをかみしめることになりました。もうこの屈辱を味わいたくない、そのためにはヨットに乗り続けることが最低限必要になってくるからこそ、乗っていて安心するのではないでしょうか。  正規の練習がスタートします。チームとして勝つのに与えられた期間は1年、いやもう10か月です。僕らの生きざまを琵琶湖でぶつけられるよう、精進して参ります。  個人的な考えをつらつらと書き連ねる文章になってしまっていますが、主将というポジションにつき、プレッシャーを感じていることは確かです。ただしかしそれだけではなく、ある種の楽しさも感じています。優勝するにはどうしたらよいかをチーム状況を踏まえ考えるのって、どこか自分らのチームとしての力を試されているような気がして挑戦心がうずきます。  今年の幹部は2人です。部長兼スナイプリーダーの武内と副部長兼470リーダー兼会計の中田麻菜で運営していきます。この場を借りてご挨拶申し上げます。  こうして色々考えていられるのも、ヨット部を築いてこられ、現在は多大なご支援ご声援をしてくださっている先代の先輩方がいるからこそのことだなと心より思います。学年を追うごとに、西医体や幹部交代等の行事を越えるごとにこの思いは強くなっています。平素より部の活動へのご理解本当にありがとうございます。 これからもよろしくお願い申し上げます。