後期報告

こんにちは、部長の宝珠山です。

 

先週の12/17をもって、後期の練習が終了となりました。今はオフ期間となっており、3月の春合宿より練習再開となります。

 

後期の練習について報告をしたいと思います。

9月下旬から11月半ばまでの約1ヶ月半は例年とは異なり、アビーム練習を行いました。これはヘルムを感じること、まっすぐ走ること、体を使って艇をコントロールすることを目的としておこないました。始めはラダーを入れた状態でスタートし、技術が向上するにつれ、ラダーを上げてみたり、ラダーレスを行ってみたりしました。スキッパーはヘルム感やパワー、スピード感覚を掴み、クルーは体の使い方、ヒールトリムを特に習得できたと感じています。

11月半ばからは、例年同様に動作練習を行いました。例年に比べ開始時期が遅いため、効率を上げ、練習していくことを心がけました。

9、10月は台風で一週ずつ練習ができなくなり、その日は勉強会を行い、技術面ではなく知識面の強化としました。コース引きや海象などの知識をつけておくことの重要性はこれまでの先輩方から教えていただいたことです。

 

12/10には後期の総まとめとして新人戦を行いました。特に1年生の成長は著しく、幹部としてとても心強い後輩が入ってきてくれたと改めて感じさせられました。新人スキッパーも風の強弱、フレの多い難しいコンディションにも関らず、力を出してくれたと思っています。レースをしてヨットは楽しいものだと感じてもらえたようで、それがなによりでした。

 

今年は、例年と異なる練習を取り入れたため、どうなるか不安な部分も正直あります。しかし、勝ちに繋がる練習をしていると自信は持っております。幹部での後期の反省も行い、春以降に活かしていく次第です。また、学生OB、後輩の意見も取り入れながら、より良い練習をしていきたいと思います。

 

今年1年間ありがとうございました。来年もまた宜しくお願い申し上げます。

それでは良いお年をお迎え下さい。