セイル広島小林

470スキッパー小林です。

5/30.31に広島観音マリーナで行われたセイル広島の反省を書きたいと思います。

GWに参加した西日本ヨットウィークから約3週間後に行われた大会でした。この3週間は、ヨットウィークの反省から、スタートに焦点を当て、いかにフルスピードで切るかという練習をペアと話し合いながらしてきました。

具体的にレースを振り返ると、1〜3Rは広島には珍しい?らしい、北風60°で風が安定しないレース、4Rは180°の南風のレースでした。風速は平均して4m程でした。


1.2Rはかおると、3.4Rはつねまさと出ました。

1Rは、まずスタートの時点で情報収集に時間が掛かってしまい、並び始めるのが遅くなってしまいました。空いているところからなんとか第一線で出ましたが、やはり低く、スタート後も気持ちが動揺してしまい、なかなか自分の走りに集中出来ず、、反省。動作も特に下りが安定感がなかったと思います。1マーク直前、レイラインにポートアプローチしている時にスタボー艇にプロテストをかけられたこともあり、勿体無いことが多かったです。
2Rは、ラインの真ん中あたりから出ましたが、ゆるやかな弧を描いたラインになっていたのに気付けず、第一線でしたが、上の艇団よりも低くスタートしてしまいました。クルーと見る範囲を分担していましたが、まだまだ出来ていませんでした。2Rは、自分のセーリングをしようと落ち着いて走らせることが出来ました。スタートはいいとは言えませんでしたが、2マークから3マークまでのリーチングと2回目の上りのレグで何艇か抜かすことができ、最終的には1番いい順位でした。1マークのレイラインにのせたとき、風が急にやんで多くの艇が潮の影響をもろに受けて何回もタックしていましたが、自分たちも同じような事をしていたので、もっと他艇を観察したり、予測して対応しないといけないなと思います。


3Rは、この3週間で練習してきたスタートを完璧に出すことが出来ました。とりあえず自分たちのスタートが通用したことが嬉しかったです。しかしクローズホールドで角度を詰めすぎた感があり、あまり艇速がなかったように思います。

しかし下りのレグで他艇と競っていた時、ヨットウィークで感じたジャイブでのロスを感じなくなりました。

4Rは、スタート直前までいい位置にいましたが、下の艇団が割り込まれ、なかなかルームが空かず、ゼネリコが多くラインも高かったため、フルスピードに加速しきることが出来ないままのスタートになってしまいました。
しかし、下にいた上手い艇はそれでもしっかり加速していたので、そういうところで結果に差が出るのだと思いました。

最後の流し込みフィニッシュの際に、ジャイブポイントがやや遅れ、早めにジャイブした後ろの広大の艇に最後リーチングで抜かされたのがすごくすごく悔しかったです。ずっと順位を守ってフィニッシュ出来るよう、油断せずに走り切りたいです。


今回のセイル広島では、招待選手やコーチの講習会もあり、色々知識を得たので今後の練習で試したいことが沢山あります。

みんなと知識を共有して、みんなで速くなって、西医体で勝ちたいです。


以上でセイル広島の報告とさせていたただきます。