ヨットウィーク感想喜多

西日本ヨットウィークを終えて

 今大会は代が変わってから初めての本格的な大会であり、レース経験を積むためにと今年から新たに参加した大会です。レベル的には西医体よりも格段に高く、お世辞にも対等に戦えたとは言えない結果でしたが、レベルが高い分収穫も多かったように思います。特にスタートとコース取りに関しては、このままでは全く通用しないという大きな危機感を感じました。

 スタートに関しては、宮大がいままで練習してきたような、高い位置で待ち、ベア→加速→ラフ→スタートするという手法をとっている大学は少なく、それでは良いスタートをきることができないと感じました。多くの大学は比較的低い位置で待ち、スタート直前もあまり角度を落とさず、早めからセールを引き込むことでフルスピードでラインをきっていました。そしてなんといっても彼らは加速が大きく、スタート後あっという間に置いていかれてしまいました。加速は自分のペアも常々課題としてきたものであり、この大会でみて学んだやり方を研究して、ものにしていきたいと思います。

 コース取りに関しては、勉強不足かつ経験不足であり、普段の練習からもっと実践を意識してコース取りを考えなければだめだと思いました。

 今大会に参加したことで、先に述べたようなことにこの時期に気づけたことは本当に大きな収穫でした。これをしっかり修正していけるように練習に励んでいきたいと思います。